誰に届けるか？が重要！
こんにちは、4s Production 中沢です。
今日、たまたまツイッターで流れてきたこちらの記事について
記事はこちら
私的な意見をアップしていきたいと思います。
ざっくりいうと…
・どちらも予算かけてます！
・バズっても批判意見が多いと逆効果！
・企業として信念があるのか？
まずはこちらの動画をご覧ください。
牛乳石鹸
ナイキ
・どちらも予算かけてます！
やはりというべきか予算がかかっています。
牛乳石鹸についてはドラマ仕立て。
俳優さんの出演費、バスでの撮影料金、自宅や会社の撮影スタジオ代、エキストラ代などなど
個人的にはこういった費用がかかっていることも覚えておいてほしいです。
ナイキは色々な出演者がいるので
撮影班の移動費、出演者はサポートしている人なのかわかりませんが、たくさんの方が出ています。
その為、撮影日数が大きくかかっているはずです。
・バズっても批判意見が多いと逆効果！
そして記事によると
牛乳石鹸については批判コメントがたくさん寄せられているそうです。
動画をご覧になっていない方のために要約すると
牛乳石鹸のCMは
「旦那さんが石鹸でリフレッシュする」という内容です。
このCMに女性側から批判が殺到したらしいです。
「身勝手すぎる」「不愉快」「何を洗い流すの？」
現代を象徴しているとも思います。
・企業として信念があるのか？
なぜ、このようなことになってしまったのか？というと牛乳石鹸では
石鹸を買うのは奥さんが購入決定権がある場合が多いはず。
その為、旦那さんの昔に寄り添った動画を作ったとしても
旦那さんは石鹸を買う役目はないということです。
わかりやすくいうと旦那さんが良いと思っても意味がない。
ナイキ動画の解説については上記サイトに譲りますが
牛乳石鹸のCMには日本企業らしさが出ていると思います。
恐らくこちらの動画を作った制作会社は
このような結末になると予想していたと思います。
しかし、クライアントなのか、代理店なのか？が悪く作用してしまったのではないか？と
私は予想します。
クリエイター側は良いものを作りたいと思っています。
そして動画広告に精通しているはず。その為、このような動画を作ったら
どういう結果になるのかわかっていたはずです。
そして制作した動画は作品として残ります。
その為、最後まで戦ったはず…。しかし
キチンと説明しても分かり合えない場合もあります。
「とにかくバズる動画を作れ！」というミッションがあったのかもしれません。
クライアントさんのやりたい内容もわかるのですが…
この辺りはクリエイター側の意見を重要視して頂いた方が良いと思います。
動画制作は出来上がるまでイメージがわきずらいモノ。
その為、絵コンテや、ブイコンなどで説明させて頂きますが…
結局のところ動画制作に馴染みがない方が見ても、あまりわからない場合が多いです。
撮影が終わってからイメージと違うとなると再撮影は追加費用も膨大です。
結果、何が言いたいのか？というと…
クリエイターを信頼してください。
もちろん、信頼する前にカッコ良いと思える動画や
雰囲気が好きと思える動画がある制作会社に依頼する必要があります。
その好みがあうのであればあとは
全面的にクリエイターを信頼してください。
そして好きに作らせるぐらいの方が結果的に良いものができる可能性が高いと思います。
皆さんも仕事を「好きにやってください！」と言われたら逆に燃えてきませんか？
「よし、絶対に良いものを作って結果を出してやる！」と思いませんか？
その方が結果的に良いものができると私は思います。
皆さんはどう思いますか？
それでは、4s Production 中沢でした☺️
keep smiling!!