結局、お金かかるんすよ!by 鈴木さん
こんにちは、4s Production 中沢です。
先日、気になっていたブラックマジック
ポケットシネマカメラのセミナーへ行ってきました!
ざっくりいうと…
・カメラは15万だけと結果100万必須!
・パソコンも考えるとさらにプラス100万!
・演出したいなら必須!
今回は今、巷で話題のブラックマジックシネマカメラのセミナーを
映像作家の鈴木祐介さんが行うというので行ってきました(10.29.2018)
何とシネマカメラが15万円で買えるとあって気になっている方も多いはず!
この記事では読む方を挫折させるつもりはありませんが…
読んだ後には買う気が失せる可能性が高いです。
・カメラは15万だけと結果100万必須!
セミナーで鈴木さんも繰り返し言われていましたが
「お金かかるんすよ〜!」
こちらのブラマジカメラ bmpcc
15万円とめっちゃ安い!しかもAPS-Cサイズだからレンズも安いし…
しかも、ブラマジの動画編集ソフト〔¥35000〕もついてくる!
ってことは約12万円で!と思っていた方
残念です。正直、残念です。
はい、私も薄々感じてはいましたが…
完全にやっつけられました!
カメラは安いんです。
しかし、こちらのカメラは12ビットのRawデータで撮影できるカメラです!
そう、映画のように色味を好きな感じに細かく演出できます。
極端な話、撮影時に黒つぶれしてしまった箇所も後から戻せます。
そう、戻せるんです。
さらにブラマジ編集ソフト有料版もついてくるので
ノイズが出てしまった箇所を修正も可能です。
って事は…ピンときた方は動画編集されている方です。
そう、それだけデータ量が莫大になります。
まずは記録メディア。
12ビット 4K 60pで撮影した場合
SDカードも使えますが、CFカードの方が安心!
こちら512ギガで10万円なり
そして撮影時間は40分…
そしてバッテリーはCanonの純正品が使えるのは嬉しいのです。
そして撮影したら何が必要でしょうか?
映像を見るモニター!
カラーグレーディングするならキチンと設定で色味を見えるモニター必須です!
それの最安値が10万円…EIZOのモニターなら30万は必須!
そしてこれだけの膨大なデータを動かす為には
外部ストレージでレイドを組む必要があります。
ざっくり20〜30万円程度です。
そしてそして、カラコレ経験者は多少はいじれると思いますが
これからカラグレやるならカラグレのやり方を教わらないといけません。
・カラーコレクション:LUT(色味)を追加する
・カラーグレーディング:色の細部をいじって演出
見様見真似も良いのですが教わった方が早いですよね?
しかも、お金を払って身銭を切らなければ学ぶ事も少ないです。
逆に言えばお金払ったら元を取ろうと頑張りますよね?
ブラマジでのセミナー1回6万円 鈴木さんは3回参加されているそうです(18万円)
あとはレンズ、その他の備品を合わせると
ざっくり100万円程度は覚悟しておいた方が良いかと…
はい、ここで気が滅入ってしまった方は読むのをやめてください。
bmpccはなかった事にしましょう!
・パソコンも考えるとさらにプラス100万!
そうなんです。
ここまでの話しは高スペックのパソコンをお持ちの方用のお話
パソコンも買い換えなければという方は
最低でもプラス80万は覚悟しておきましょう。
iMac Pro の80万円程度と周辺機器を含めると100万円…
ってことは概算で200万円…
もちろん、MacBook Proでも動かせない事はないようですが
その場合は12ビットは諦めて10ビットのカラコレで我慢しましょう。
・演出したいなら必須!
ここまで来ると鈴木さんの
「お金かかるんすよ〜!」の意味が痛感ですよね?
しかし、やはりキレイな映像を撮りたい!
最高の映像を作りたい!キレイな演出をしたい!という方は
フジヤエービックさんでは48回まで金利手数料無料を行なっているそうです。
確かに100万円なら48回払いで月々¥20833
仕事をガンガンこなせばやりきれるはず!というセミナーでした。
私は完全に意気消沈しましたが大変、勉強になるセミナーでした。
クライアントさんにも動画制作料金が高いのはこういう理由もあるという事を知って頂けたら嬉しいのですが…
皆さん、頑張って仕事しましょうー!
それでは、4s Production 中沢でした☺️
keep smiling!!
※bmpcc ビットレート パソコンスペック表